のど異常感(咽喉頭異常感症)
のどがつまる、または、ふさがるまたは感じ
ノドに塊があるなどと表現されたりします。
また、ノドの内側に何かがペタッとひっついた感じがします。
食道などの臓器の異常ではなく、
食道下部の痙攣性収縮による場合が案外多いものです。
喉頭ガンを疑って検査に行ったりする人も多いのですが、
しかし病院で検査を受けてみても
「気のせいです」って言われるのも多いようです。
以下の病気がないかの確認を検査でしておくと安心でしょう。
「重症筋無力症」
「食道を圧迫する頸部または縦隔の病変」
「真性嚥下障害」
「多発性筋炎」
「のどのガン」
「風邪」など
西洋医学では
「ヒステリー球」
「感覚球」などと言われることもあります。
耳鼻咽喉科では
「咽喉頭異常感症」という病名をつけられます。
このタイプの人は精神的にデリケートな人がなりやすく、
ストレスに身体が敏感に反応して
種々の症状が起きやすいとされています。
病院では「気のせいです」で済まされても、
症状がある人にとっては何とかしたいはずですね。
漢方では
「梅核気」と言われ、漢方の古典には、
こうした症状には半夏厚朴湯がよいと書かれていて、
はるか江戸時代にはすでに使用されていました。
しかし漢方も、西洋医学の病理観を取り入れて進化していますから、
現在では多様な漢方処方が選ばれます。
西洋医学的な諸検査に異常が見られない場合におすすめしています。
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